HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

日本語吹き替え日本語字幕派

映画を観る上で、「きのこの山たけのこの里」論争より不毛な議論の代表例として、「字幕で観るか?吹き替えで観るか?」問題がある。

 

一部のミュージカル映画を除いて、この論争は本当に馬鹿馬鹿しい。先に結論から述べると、字幕には字幕の良さがある、吹き替えには吹き替えの良さがあり。これに尽きる。

 

ただ、それでもあえてこの不毛な派閥争いに挑まなくてはならないのなら、新勢力である。「日本語吹き替え日本語字幕派」を名乗りたい。

 

まず、この新勢力をオススメする上で、上記の二大勢力のメリット・デメリットを軽く上げておこう。

 

まず、字幕派のメリット

①演じている俳優の肉声が楽しめる。

②吹き替え版では外れ声優(客寄せの芸能人だとか)に作品をゴミにされる事がある。

③日本語に翻訳できない、言葉遊びが含まれている。

④その見ている映画の言語の勉強になる。

 

次に、字幕派のデメリット

①まず、情報量が少ない。つまり、一度に表示できる文字数制限がある。

②映像情報が、字幕が写り込む事で削減される。

③字幕では、映像の下部に目線が自動的に集中してしまう。

 

まあ、こんなところだろうか?

メリット①はミュージカル等の作品の場合絶対に外せない要素なので、かなり重要だろう。

メリット②は後述するとして、メリット③は確かにその言語特有のモノであるため、字幕でないと楽しめないだろう。

メリット④は一応書いておいたが、正直「英語」限定で言われるものなので、よく分からない。個人的には、日本語吹き替え、英語字幕でも成立する理論なので賛同しかねる。(ヒンディー語では使われない理屈でもあるし)

 

デメリット①はミステリー物や会話劇ものではかなり痛手となる。

それと特にデメリット②、③を表現していたサイトがあったので、紹介しておく。

字幕あり

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字幕なし

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引用元映画は絶対字幕派だった自分が吹き替え派に鞍替えしたたった1つの理由 - Noblesse Oblige 2nd

 

次に、吹き替えのメリット

①日本語で演じられている為、聞き取りやすい。

②映像情報を全て、味わう事ができる。

③文字を目線で追わなくて済むから(登場人物の行動により注目できるから)

④情報量が字幕よりも多くなる場合がある。(画面内に表示する文字数制限がかからない為)

⑤吹き替え声優の声を楽しめるから(フィックスや好きな声優を楽しめる)

 

反対に、吹き替えのデメリット

①演じている俳優の肉声が楽しめない。

②吹き替え声優が外れると台無しになる。

③声優という特殊な声が嫌いだ。

④日本語に翻訳が上手くされていない事がある。

 

 

このあたりが基本だろうか?

まあ、他にも子供連れなどは字幕が読めないから、吹き替えでないと楽しめない等はあるが、例外としておこう。

 

メリット①については語るまでもないだろう。

母国語の方が聞き取りやすいのは当然だ。

メリット②は、映像情報をあますところなく観られるという事で、理解してもらえやすい理屈だろう。

メリット③は、目線運動の問題から、生じるもので、一度習得するともう治せない。また、字幕に集中しないで済むのは気楽に観れるのもあるだろう。

メリット④は場合によるが、会話劇の情報量が制限されるよりはいいだろう。

問題はメリット⑤だ……これを語る前にデメリットの④だけ説明しておこう。

 

デメリット④これは確かに発生する。特に差別的表現やスラングなどはよく分からない表現に変わったりしてしまう。

 

さて、デメリットの①②③とメリットの⑤は、非常に重なり合っている。基本的に有名な俳優には「フィックス」という専門の声優が存在しており、子供の頃からのスターなどはフィックスの声でないと楽しめないというのが、あるだろう。(例として、美女と野獣を観に行った友人が面白かったけれど、顔と声が違うと言っていた……という具合に)

 

次に吹き替えがダメダメな声優(芸能人)だった場合……これはゴミだ。諦めよう。吹き替え側の完全敗北だ。

 

そして、声優という職業について……

これは個人の見解を優先して構わないし、作ったような声だから嫌いというのもいるのは分かる。けれど、内輪ネタのような面白さやあえてのキャスティングの面白さなどがあると思っている。(それと、重要な事だが声優という仕事は当然海外にもあり、日本映画にも声優があてられている事を忘れてはいけない)

 

さて、前提が長くなったが、ここから私がオススメする、新派閥的な見方を紹介しよう。

 

日本語吹き替え日本語字幕派である。

 

まずは、あえてこの奇抜な派閥のデメリットから語っていこう。

 

日本語吹き替え日本語字幕派 デメリット

演じている俳優の肉声が楽しめない。日本語に上手く翻訳されていない事がある。吹き替え版では外れ声優(客寄せの芸能人だとか)に作品をゴミにされる。日本語に翻訳できない言葉遊びが分からない。映像情報が、字幕が写り込む事で削減される。字幕では、映像の下部に目線が自動的に集中してしまう。文字を目線で追って映画に集中出来にくくなる。声優という特殊な声が嫌いだ。

 

そう、字幕派・吹き替え派の悪いところ両どりだ!!!

 

ではなぜ、こんな馬鹿げた見方をするのか?

あえてメリットをあげてみよう。

 

日本語吹き替え日本語字幕派 メリット

 

①言語的情報量の多さ

②翻訳の情報の違い

③ 彼女たちと映画が観れるから

 

まずメリット①だが、前述に上げたように言語的な違いが吹き替えと字幕では生じる。そこが素晴らしい。たくさんの情報に溢れているのだ。

次に、メリット②だが、ここは個人的に好きな部分だが、例えば、映画「ベロニカは死ぬ事にした」の字幕では「変に見えるわよ」と書きながら翻訳「正常に見えるわよ」という、精神病院ならでは翻訳は皮肉が効いてて、面白かったり、映画「コマンドー」でのこの場面など洒落が効いている。(原語版では「Wrong」と言う)f:id:HAL8192:20180203153904j:image

つまり、翻訳の面白さが際立ってくる事がある。

 

最後にメリット③最も重要で、これを読んでいる人の大半には関係がない話。

別に「彼女たち」というのは比喩で、簡単に言うと、「聲の形」だ。

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車椅子では映画館には基本的には行けない。

日本映画には日本語字幕はついていないのが基本だ。難聴といっても色んな種類がある事を周りの人は知らない。けれど、この方法なら二人で楽しんで映画を観れる……

 

まあ、98%無駄な知識かも知れないが、難聴の友人知人にはこの字幕ガイドがついてる作品がオススメ!!!

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