HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

そろそろ訪れそうな未来「ガタカ」

未来ディストピア小説の有名作として、「ガタカ」という作品がある。遺伝子組み替えによって人間に生まれながら優劣をつけるという社会だ。

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もちろん主人公は努力で、その社会を生き抜こうとする人物なのだが、正直この映画は、主人公に感情移入しないとまともに見れない。

 

というか、デザイナーズベイビーが作成できるほどの未来であれ程の差別意識があるほうが変だ。

 

そうデザイナーズ・ベイビーは初めは差別を受ける側であり徐々に周りからその有用性が認められるべきだと思っている。

 

この映画も面白いことと、現実は違うことは教えてくれない。正直、今の時代も優秀かどうかは知らないが、金持ちが現実を支配している。能力の優劣にかかわらずにだ。

 

それなら映画の方が能力至上主義で分かりやすいし、心地よい。しかし金持ちは偉い。それは悲しいかな世の常なのだから……

 

そもそもデザイナーズ・ベイビー誕生までカウントダウンを切っているだろう。精子バンクには有名大学出身者がズラリで、身長、体重、

病疾患、瞳の色まで「作成」になってきているらしい。(どこまで事実かはよく知らないが……)

 

実際に行うには倫理基準とかいう馬鹿みたいな物が障害になるが、そんなものすぐに消えてなくなるだろう。(実際に親の愛情を感じて育った子供の方が生涯獲得年収が高いことを防止できないように)

 

そのうちオリンピックは遺伝子のドーピングだらけに変わり、新薬お披露目の場所に変わるかもしれない。しかしそれのどこが怖いのか全くわからない。

 

現在の資本絶対至上主義もさして変わらないからだ。そもそもこの映画もこのディストピアの世界に刃向かっているが、根底からは切り崩せていない。そもそもこの未来が可能ならより格差が広がる、今の延長線上でしかない。

 

正直憧れないだろうか?一般人より明らかに優秀な自分というものを……

人がそう思う限り、この分野での技術的後退はまずないだろう。

 

デザイナーズ・ベイビーを悪にするにする理屈は正直、今の格差問題より大きいとは到底思えない。20年前の映画の感想に何を言っているのか……

 

それでも、努力が勝つと信じたい人はそうすればいいが、統計的に親の年収によって大学進学率が変わることくらい理解してほしい。