HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

ドラえもんの後日談「隙間のない引き出し」

ドラえもん」と言えば国民的漫画だが、連載中に作者死亡の為、途中で打ち切りになった漫画のことだ。そんな作品の後日談的web漫画が「隙間のない引き出し」だ!

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本作は「しゅん」さんと言う方が独自に作成したオリジナルストーリーであり、実質的には二次創作にあたり、F氏と直接的なつながりはないが、子供のころテレビで、見ていた層なら十分に納得できるバックボーンになっている。

 

設定は、のび太が高校生になり、倉庫の手伝いをしているところから始まるのだが、そこで、タイムカプセルを発見し、つい一人、先に見てしまう。

すると、そこには奇妙な青い真ん丸なロボットが、映っていた。

 

というところから始まり、「ドラえもん」の存在が物理的にも精神(記憶)的にも消えた後の世界、となっている。

 

そこで、疎遠になっていた過去に世界を救ってきた面々ともう一度であい、子供時代を取り戻そうとする話になっている。

 

この話のよくできている点は、あんなに仲が良かったのに疎遠になってしまう子供時代ならではの人間関係をうまく表しており、それが「ドラえもん」というキーワードになってあらわれている。

 

ストーリーも基本的には過去の自分はどんな子供だったか?どんな友人がいたか?というものになっており、一歩引いた視点から過去を見つめる内容になっている。

 

そして、それがいい塩梅で、昔の良き仲間たちと触れ合い、「ドラえもん」の謎を大きく、修正することになっている。

 

ストーリーそのものの面白さもさることながら、本作は子供時代の友情という物に真剣に向き合った作品だと評価したい。だれしもが、小学生時代の友人と今でも遊んでいるわけではなく、疎遠になっている人も多いだろう。

 

また、この作品はWEB漫画に分類され、更新も行われていないため、早急に読んでおくことをお勧めしておく。(意訳 いつ消えても文句は言えない)

 

最後に、「ドラえもん」という題材をうまく生かしながら、子供時代へのノスタルジーうまく表し、疎遠だった友との思い出も美しく描いています。