HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

死と音楽「リメンバー・ミー」

最新のピクサー映画「リメンバー・ミー」を紹介したいが、久しぶりに何も情報を入れず見てほしい名作だった。

 

なので、本作はとりあえず少しのお金と時間がある人は全員行って来て欲しい。きっと後悔することなく、素晴らしい内容に感動できるだろう。

 

また、珍しく日本語タイトルが悪くないので、原作のタイトルを調べる前に見てほしい。

 

では、ここから見た後の感想として、「リメンバー・ミー」を考察していこう。

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天才的なギターの才能を持つ少年ミゲルはミュージシャンを夢見ているが、過去の悲しい出来事が原因で、彼の一族には音楽禁止の掟が定められていた。ある日ミゲルは、憧れの伝説的ミュージシャン、デラクルスの霊廟に飾られていたギターを手にしたことをきっかけに、まるでテーマパークのように楽しく美しい「死者の国」へと迷いこんでしまう。ミゲルはそこで出会った陽気で孤独なガイコツのヘクターに協力してもらい、元の世界へ戻る方法を探るが……。引用元 映画.com

という内容があらすじなのだが、ストーリー、世界観、色彩、キャラクター、音楽全てが水準以上の出来で素晴らしいとしか言いようがない。

 

また、挑戦的な「」の扱いの描写が凄い。よく、キリスト教の国で先祖崇拝の概念を用いて描写できたと思う。(もちろん完成度は言うまでもなく評価できる)

 

そこで、描かれる「二度目の死」の描写も恐怖と単純に捉えると言うよりもなんとも言えない儚さを醸し出していて、見ている観客に「誰か」を思い出してしまう作りになっているのも良い。

 

また、音楽全般がテーマになっているが、本当に良い。素直に良い。これは是非聞いて見てほしい。特に主人公のミゲル君の声は少年独特の声で聞いていて心地いい。

 

そして、キャラクターというか一つの家族としての「リヴェラ」家という物が、この世界観を見事に構成しており、一見荒唐無稽な世界観にリアリティを出している。

 

そしてストーリーだが、もう何も言えない……

とにかく脚本の出来が凄い。トップクラスのアニメ会社の秀才達が、何重にもブラッシュアップした脚本というのが本当に伝わってくる。

 

出来るだけシンプルにしつつ、細かいディテールは本当にしっかりしている。例えば、最後の写真の追加だとかが、世界観にしっかりと品性を持たせている。

 

総論としては、「シンプルに高品質」だった。

とにかく、見終わった後「誰か」を思い出してしまうその力がある素晴らしい作品だった。