HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

実話が元ネタ!「50/50」

50/50の確率で、死を宣告されたガン患者の実話が元ネタの話。「50/50

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あらすじはガンで余命宣告を受けた青年の姿を笑いや涙を交えて描くハートフルドラマ。酒もタバコもやらない普通の青年アダムは27歳でガンを患い、生存率50%と宣告される。同僚や恋人、家族は病気を気づかってどこかよそよそしくなっていくなか、悪友カイルだけはガンをネタにナンパに連れ出すなど、いつも通りに接してくれていた。アダムはなんとかガンを笑い飛ばそうと日々を過ごしていくが、刻々と進む病状に次第に平穏を装えなくなってしまう。引用元 映画.com


ストーリーラインは「」という劇的な物の前にコメディタッチで接していながら、全員がそれを直視してはいないような感じ。それが、とてもリアルな本当のガン患者相手に接しているような演技だった。


特に主人公の一種の自暴自棄になっていく様はなんともリアリティがあり、素晴らしい。


ただ、この話が半自伝的であると事前情報で知っているので、どういう結末を迎えるのか予測が付いてしまう。圧倒的なネタバレ故に、どうしようもない点だが、そこが自分にはうまく飲み込めなかった。

 

というか、それはこの映画の序盤からある意味緊張感のない話、地上1Mで綱渡りするような、どこも怪我をしないとわかっていながら、見終わるお話になってしまっている。

 

それ故に、実録物で病気ものとても難しく、この映画は面白い要素は多分に含まれているが、あらかじめ犯人の分かっているミステリーのような味わいだった。

 

それが安心して見れるから良いという既得な方もいるかも知れないが、ガンが選択され、それを観客が受け止めれば良いか分からない……

 

これでラストある結末を当然、実録物であるから迎えるわけだが、面白いわけではない。

 

闘病記ものというか、骨肉腫のような病気で、病院内でほぼ完結し、そこでドラマが生まれるものならまだ違うが、結論が分かっていて見るのではどう見れば良いのだろうか?

 

映像としてのリアリティがある分、余計にしらけてしまうのは映画・映像というもの特有のものだからだろう。

 

まあ、結論を言うなら実録物の闘病記ものの映画というのはメタ視点を与えず取るのがとんでもなく難しく、この作品のようにリアリティのある演技があるからと言って、簡単にメタ視点を取り除くことはできないと言うことだ。