HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

最高の厨二病「クロニクル」

最高の厨二病映画。「クロニクル

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設定は超能力を手にした高校生たちが、その力に翻弄されていく姿をファウンドフッテージ形式で描いたSFアクション。平凡で退屈な日常生活を送る3人の高校生アンドリュー、マット、スティーブは、ある日、特殊な能力に目覚める。手を触れずに女子のスカートをめくったり、雲の上まで飛んでアメフトをしたり、3人は手に入れた力を使って刺激的な遊びに夢中になっていく。しかし、そんなある時、あおってきた後続車両にいら立ったアンドリューが力を使って事故にあわせたことから、3人は次第に自らの力に翻弄され、事態は予期せぬ方向へと発展していく。引用元 映画.com


ある年齢層特に14歳くらいが見たらどハマりしそうな程、最高に厨二病している。またカメラワークも素晴らしく、いわゆるPOV「Point of View Shot」で撮られたリアリティ満載なアングルは作品の完成度をとても高めている。


特に序盤から中盤にかけての「力」の修行シーンは本当に楽しい。ここでのちょっとした「」の見せ方が本当に上手く、一種スクールカースト外にいる仲間感がよくできていて、すごく楽しい。

 

また、能力の進歩のスピードとその実験の映像が本当に心地よく出来上がっていて、この能力が欲しいと本気で観客に思わせる・考えさせられる内容になっている。


そんな夢に見ていた世界がゆっくりとだが、着実と作られていくのは本当に素晴らしい。

青春時代の理想がこの作品に大量に詰まっていて、見ているだけで、楽しい気持ちにさせてくれる。


ただ後半はどうしてもただのアクション映画化してしまうのがなんとも言えない。もちろんつまらないわけではないが、作られた時代とCGの粗さからヒーロー物を散々見て来た目線からすると驚くほどに普通の超能力物に成り下がっている。そこがかなりマイナスとなったが、それでもとにかく楽しめる一作。


また本当に見終わった後、自分ならあの能力をどうするか絶対に妄想したくなる。

 

総論として、後半は普通のアクション映画になってしまうが、それまでの超能力が目覚める過程、進歩して行く過程、青春時代を能力によって謳歌する自信をつける過程と厨二病要素満載で、これを冷静に見れない十代中盤に見てバリバリの黒歴史を作って欲しい一作だ。