HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

最悪の映像「ムカデ人間2」

DVDのカバーに「過激な描写に耐性のある18歳以上の方以外は絶対に見ないで下さい‼︎!」と書いてあるだけあって、鑑賞後最低な気持ちに確実にさせられる。「ムカデ人間2

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あらすじは狂気に満ちた医師が、複数の人間の口と肛門とをつなぎ合わせ“ムカデ人間”をつくろうとする姿を描いたカルトホラー「ムカデ人間」(2009)の続編。ロンドンの地下駐車場で夜間警備員として働く中年男のマーティンは、映画「ムカデ人間」のDVDを繰り返し見ては、自分も“ムカデ人間”をつくりたいという欲望にかきたてられる。マーティンは、駐車場で目をつけた男女を次々と拉致して倉庫に監禁。邪悪な計画を進めていく。引用元映画.com


正直ムカデ人間1は気持ち悪くはあったが、

ホラー映画の体裁を保っておりそこまでの作品気持ちの悪いキワモノの作品ではなかったが、2は全く違う。


この作品はホラー映画の中でも絶対的なタブーとされている恐怖表現を使用している。


それは主人公がホラー映画に触発されて実際に行動を起こしてしまうという、ホラー映画のタブーであり、そしてまた主人公が知的障害者だとしてしまっている点だ。


その上で、前作を遥かに越えるグロテスクな描写を披露し、最低の恐怖体験を与えてくる。

 

これが、構造的に吐き気のする構造であり、ホラー映画はその嘔吐感を楽しむものだと言わんばかりの露悪趣味丸出しで作成されている。


また劇中の中盤で、ある一人の人間が、主人公から逃亡を成功するシーンがあるが、ここが最もこの映画で残酷なシーンとなっているのが最低だ。(個人的にはありとあらゆるホラー描写の中でもトップ5に入るシーンだと思う)

 

そして、チープできみの悪い映像は肥大化し、最悪の映像を作る、作成者すら嘔吐する。あまりにも露悪的だ。

 

そしてラストシーン。全てをひっくり返す展開があるが、これで納得出来るはずもない。

 


ただこの作品はホラー映画であり、

恐怖」を楽しむものである以上、これほど最低だと高評価せざるを得ない。

 

禁断のモラルなき「恐怖」にも映像には価値が宿ってしまった、とんでもない露悪的一本をどうぞご堪能ください。