HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

最も恐ろしいのは父親「96時間」

最も敵に回してはならないのは子供離れできていない「父親」だ!という作品。

96時間f:id:HAL8192:20180504130359j:image

あらすじは17歳のアメリカ人少女キムが、友人と訪れていたパリで何者かに誘拐された。事件発生時にキムと携帯電話で話していた父親のブライアンは、元秘密工作員の知識と行動力で犯人グループの身元を割り出し、娘を救出するために単身パリへ向かう。引用元 映画.com

設定は誘拐された娘を96時間以内に救出する元CIAの父親の話。

 

これは凄かった。何が凄いかというと離婚し、元嫁には嫌われ、元嫁の再婚相手には社会的に敗北し、それでも娘を溺愛し続けるいわゆる負け犬の父親が、ある意味最もカッコよく残酷なヒーローになっていく映画だからだ。

 

脚本面でもアクション面でも切れ味鋭く、犯人達を追い詰める頭脳明晰な行動と荒唐無稽なアクションがテンションを爆上げする!!

 

特に誘拐される寸前の娘をベットの下に誘導してからの一連のシーンは脚本的に凄い。

 

というか、父親って娘の為になら「」に変わっていく姿が本当に良い。

 

少々強引かつ、御都合主義的だが、それでも93分の映画ゆえ、圧倒的にテンポよく、とても楽しんで見れた。

 

また、子供から見放されているように見えるが、全くそうではなく、小声で小さく夢を呟くシーンなど実に関係性を表していて良い。

 

他にも子供が誘拐されるときに、とんでもない冷静さで、情報をかき集めるのは流石だ。(ここの物語的なシーンの流れなどとても上手い。

 

そして、不器用な愛の表現描写と裏腹に隠し持った強すぎる、愛情は正直引くレベルで凄まじい。

 

単純な話だが飽きさせない作りをしており、とてもよく出来ている。単純に楽しい映画体験だ。

 

総論として、馬鹿アクションだと思って見ると、かなりダメージを良い意味で、見ることが出来、全体のリズムが本当によく出来ている。

パパ大好き映画としてかなり良い出来に仕上がっている。