HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

電気無し⁉︎「サバイバルファミリー」

自分は楽しめた、サバイバルロードムービー

サバイバルファミリー

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あらすじは東京で暮らすごく平凡な一家、鈴木家。当たり前のように電化製品に囲まれた生活を送っていたある日、電気を必要とするあらゆるものがなぜか使えなくなり、東京は大混乱に陥ってしまう。交通機関や電話、ガス、水道まで完全にストップした生活に人々が困り果てる中、鈴木家の亭主関白な父・義之は、家族を連れて東京を脱出することを決意するが……。引用元 映画.com


多少というかかなりの御都合主義で、「電気」が消えた世界を描いている。正直この設定に現実味をどこまで持って見れるかが、キーになりそうだが、東日本大地震の事を踏まえた上で鑑賞すると最低限の物語的設定は受け入れられる。


ということをまあ、前提条件として、とにかく絵作りが凄い。というか、序盤の東京でのゆったりとした文明崩壊描写は素晴らしい。


あれを見るだけで、十分に楽しめた。

ただ、ツッコミどころは山ほどあって、正直、人間も生体電気はあるわけで、止まらないロジカルはない。御都合主義万歳だ……


また、昔の古き良き日本という描写を表現していくことを手放しに賛美しているのも納得いかない。(それの代償を見せていないように見える)


ただ、マンションでの老婆や犬の描写、盗まれたペットボトル、楽しげなあの「一家」など細かな加算点も多い。


逆にもっと残酷に描かないとリアリティは生まれないという問題もあり、日本という食料自給率がカロリーベースで、40%あるかないかの世界で、このような事が起これば、正直もっときつい事が起こってもいいような気がするが、流石にそれは描けなかったかという印象。


とにかく、あの大人数のエキストラを使った絵でもって行かれた作品だった。

 

総論としては、物語の大前提はなんとか飲み込んでもらって、細かいツッコミをしないうえで見る事を推奨する。余計な事を考えずに、ちょっとありえない非日常の世界を味わってみるくらいで鑑賞するといい作品。