HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

過去に戻れるなら「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」

タイムトラベルものの中でも奇妙な立ち位置にいる気がする作品。「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜

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あらすじはイギリス南西部に住む青年ティムは自分に自信がなく、ずっと恋人ができずにいた。21歳の誕生日に、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父親から知らされたティムは、恋人を得るためタイムトラベルを繰り返すようになり、やがて魅力的な女性メアリーと出会う。しかし、タイムトラベルが引き起こした不運によって、その出会いがなかったことになってしまい、再び時間をやり直したティムはなんとか彼女の愛を勝ち取るが……。引用元 映画.com

 

人生の1日1日について考えさせられるような作品だが、少々あっさりしている。


というよりも、能力が強すぎる気がする。過去の自分の行きたいところに自分の意識のみいけるという設定のようだが、あまりにも便利すぎる。


故に変えられないものや1日1日目の重要性がテーマになってくるが、正直、もっと違う事は出来なかったのか?と考えてしまう。

 

魅せ方はいわゆるループものの中でも異色で、本当にあっさりとしている。しかし見終わった後の感想に「感動」が付き添うような映画だ。

 

テーマにあった行動思考で、とても後味はスッキリしたものになっているが、個人的には何に変えても変えたい過去を持つ人にとってはこの終わり方も納得がしにくいと思ってしまう。

 

嫌いではないのだが、幸せの中にいる人のより幸せを見せつけられているような気がしてならなかった。

 

正直、自分ならどうするかと言われたとき、主人公と同じ行動はできないだろうし、最後の行動にも納得はできなかった。バタフライエフェクトもほとんど存在しないのもなんとも言えない。

 

そして、タイムトラベルも制約がどこまでなのかわかりにくい演出があり、どうだったのか分からなかった。過去から現在へは移動できるのか??複数人での時間移動はできるのか??バタフライエフェクトはどの段階で発生するのか??等の時間ものの鉄則が分かりにくいのも難点だった…………


お題目は理解できるが、もし過去に自由に戻れるなら自分なら絶対に違う選択をしたテーマがある人には簡単には感動できない内容だった。

 

総論として、良い映画だったが、これに素直に「感動」できるなら幸せで、幸せでなくてもそれでも変えたい過去を持っている人には向かない映画なのかなと思ってしまった……