HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

恐怖と銃「ボウリング・フォー・コロンバイン」

恐怖は「銃」で撃ち抜けるか?

ボウリング・フォー・コロンバイン

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あらすじはなぜアメリカで銃犯罪が多発するのかをめぐり、99年のコロンバイン高校銃乱射事件犯人の同級生から、現全米ライフル協会会長である「ベン・ハー」の人気俳優チャールトン・ヘストンまで、アポなし突撃取材。引用元 映画.com


結局のところ、銃というものは恐怖を増大させるだけではないのか?という結論を映画からは見て取れた。


もちろんドキュメンタリーだからこそ、ある程度の事実の切り貼りはあるのは理解できるが、銃で武装したところで恐怖は消えてなくなりはしない。


それどころか、むしろ恐怖を増大化させているようにすら感じられる。銃というものがアメリカにとってどれだけ重要なのか???私には感覚的には理解できないが、ドキュメンタリー中で語られる6歳同士での銃の発砲事件はあまりにも惨たらしい。


銃を所持することが、自国民を守るための法であることは理解できているが、それは本当に正常に機能しているのか??

 

中盤で、戯画化して描かれていたが、隣人に恐怖するというのはキリスト教圏ではあまりにも皮肉めいた答えだと感じさせられた。

 

また時代性ももう10年以上も昔の作品なのに現代でも根本的には変わっていないのではないだろうか?政権が交代し、銃の規制問題は散々議論されてきたが、根底にあるものが映し出された映画だったと思う。

 

様々な視点から映し出される「銃」というものは、どこまでいっても人殺しの道具に過ぎないのか? それとも身の安全を守る武器なのか?

 

答えは簡単には提示してはくれないし、この映画ではそこに行き着くための問題提起で、終わっている。

 

他国の事情だから関係がないと言ってしまうのは簡単だが、そこで思考停止してしまうのはあまりにも馬鹿げている。

 

総論としては、今の「銃」の規制状況の流れの中にある重要な一本で、正義のための武装か、それともただの人殺しの道具か考えさせられる一本だった。