HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

縁を切るのは難しい???「駆け込み女と駆け出し男」

縁を切るのは難しい???

「駆け込み女と駆け出し男」

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あらすじは舞台は江戸時代の鎌倉。幕府公認の駆込み寺・東慶寺には離縁を求める女たちがやってくるが、寺に駆け込む前に、御用宿・柏屋で聞き取り調査が行われる。柏屋の居候で戯作者に憧れる駆出しの医者でもある信次郎は、柏屋の主・源兵衛とともに、ワケあり女たちの人生の新たな出発を手助けすることに。 引用元 映画.com


今よりも「縁」というものが重要視されていた時代に、女性たちがその「縁」を切るために足掛け3年(実質満2年)寺にこもる。そんな本当にあった縁切り寺をモチーフに物語は進行して行く。


主人公は縁切り寺の御用宿・柏屋で医者見習いのようなことをしながら、さまざまな「縁」を見て行く事になる。様々な事情を見ながら人間的に成長して行く。


内容はかなりしっかりとした時代劇で、ところどころ昔言葉過ぎて分かりにくい部分があったが、世界観はとてもしっかりとしていたとも言える。


尼寺にこもるわけだが、そこでの禁欲的暮らしに耐え、それでも切りたい「縁」というものに物語は集中するわけだが、これがなかなか良い味の内容をしているものばかりだった。


また、主人公の出来るんだか出来ないんだかわからないボンクラ加減と口八丁手八丁の言い回しは面白く愉快でもあった。また活躍シーンも笑いとシリアスのバランスがとてもよく出来てたと思う。


また、女性陣が全体的に強く出る構図になるがどのキャラクターも際立っており、存在感があった。特にお吟のキャラクターは本当に立っていた。

 

また、ストーリーの展開も基本を着実に抑えながら、しっかりと期待どうりに驚かせてくれ、じょごの最後の選択はなんとも言えない終わり方であった。

 

総論としては縁切り寺という面白い題材に目をつけたところが良かった。ただ、時代背景が故に少々、言葉が分かりにくい演出もあり、時代劇に慣れていないと厳しいのではと思うところも多々あった。ただ内容そのものはとても質のいい出来栄えに仕上がっていたのではないかと思う。