HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

血筋か環境か?「立派なこどもの育て方」

子供にとって重要なのは血筋か環境か?

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あらすじはある科学者夫婦が性格因子はなんであるかを解き明かすために、血筋と全く違う環境で育てさせ、どのような子供になるのかという作品。

 

愛情を持った上で、3人の子供にそれぞれ知識、平穏、芸術の才能を身につけようとさせる様は単純に面白く興味深いテーマを扱っている。

 

それでいて、子供たちのある意味では「普通」さにスポンサーからお叱りを受ける所など、実験動物とみるか、子供とみるかという点も少しあるが、基本的に愛情を持って子供を見ている。

 

そして、ちょっとした子供の変化に過敏に反応を起こし、実験の妨げになると態度を変える点は本音は親の心境なのだろうな〜と感じさせる。

 

そして、ある地点から実験が本格的にまずい事になるが、子供の事を優先的に考える妻と実験の事を優先するように考える夫と少しずつ噛み合わせが悪くなって行く。

 

また、それが極に達したある場面で、もう後には戻れない所で、衝撃の事実が突きつけられる。

 

本物の親子のような演技はとにかく素晴らしかったが、特に3人の子供の演技は見事だった。

とても存在感とこの実験が本当に行われたというリアリティを保っていた。

 

そして、この実験の内容そのものの興味深さと実際の現実での扱いはなかなか興味深い所があり、様々な事例があるようで、この映画の内容も上手いとも言える。

 

それでいて、愛情というものが重要であるという安易かもしれないが、大変重要な問題も浮かび上がってくる。

 

物語の最後はハッピーエンドだと思う終わり方だったが、3人の実験結果が人生にどのように影響したのか、曖昧に終わるのはちょっと惜しい。

 

総論としてはなかなか面白い題材この問題定義に挑んでいてる映画だと感じた。血筋と環境未だ完全には正解は出ていないこの問題にエンターテイメントとしてきっちり見せてくれた。