HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

懐古主義に勝てるか?「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」

懐古主義に打ち勝てるか?

ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」

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商業的には少々失敗にしたとされる今作だが、内容は面白い出来だと個人的には思う。ただ、懐古主義的であるとも言える。


たしかにスピンオフそのものが一種の懐古主義ではあるが、内容そのものが昔のファンに向けてのラブコールになっていて新規の顧客には向けて作っていないのがわかる。まあそうする必要性がないとも言える人気シリーズなのだが。

 

あらすじは帝国軍が支配する時代。惑星コレリアで生まれ育ち、自分の力だけで生き抜いてきたハン・ソロは、銀河で一番のパイロットになるという夢を抱いていた。やがて宇宙に飛び出した彼は、チューバッカという相棒を得る。彼らは、幼なじみの美女キーラらと一緒に、危険な世界に通じたトバイアス・ベケットが率いるチームに加わり、壮大な冒険に身を投じる。引用元 シネマトゥデイ


ハンソロそのものの前日談故に、誰が生き残り、誰が死亡するのかわかりやすく提示され、どうなって行くのか映画的に予測できる場面が出来るだけ抑えられて作られてあり、かなり高水準の出来栄えだったが、ある女性の登場シーンの速さとあの機体の登場の速さは物語的には一時的なものは盛り上がるが、結果としては興味の持続を妨げることになると感じた。


また、本作で加わったハンソロの意外な過去達は正直、アウトローな彼には少々甘い過去にも見て取れる。


ただ、やはりチューバッカの出てくるシーンは面白い。実はとんでもない年齢だったと明かされるシーンがキチンとジョークとシリアスのバランスを保っている。


何だかんだバランスの良い出来、良いSF映画だったと思う。特にパイロットとしての飛行シーンは全て力が入っていたと思う。

 

映像技術の進歩はやはり素晴らしく、船のあの臨場感はたまらない。まるで本当に銃撃戦の中を掻い潜っているようだ。


ただ、続編、スピンオフ物としてみると少々作りが懐古主義によっていると思ってしまった。

まあ、これは個人の感想だが……

 

とにかく総論としては、商業的成功はともかく、一つの映画としてみればとても楽しめる一本だった。やはり、魅力溢れるキャラクター達が大画面で大暴れする様は爽快と言える。