HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

いつか超える者「ヒックとドラゴン2」

いつか超えるものとして描かれる「ソレ」をここまでアニメ映画では見た事がありませんでした。ヒックとドラゴン2」

 

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あらすじは落ちこぼれの少年ヒックとドラゴンのトゥースが運命的な出会いを果たしてから5年。人間とドラゴンが一緒に暮らすようになったバーク島はドラゴンレースで賑わっていたが、ヒックとトゥースはレースには参加せず、一緒に空を飛んで地図にない場所を探していた。やがて彼らは見慣れない島を発見するが、そこには巨大ドラゴンを操るドラゴ率いる悪者たちの姿があった。ドラゴたちがバーク島に攻め込もうとしていることを知ったヒックは、平和的な解決を求めてトゥースと共に奔走する。引用元 映画.com

 

物語内での関係性が前作では敵対者だったのが、パートナーとなるまで変化した一作。

5年間の時間の経過を素早く手際よく表していて、それでいてキチンとまとめられていた。

正直、アクション多めに作られていて見ていて飽きないシーンやある意味幻想的なシーンが盛り込まれたことによってスケール感は広がった印象。

 

それでいて、新キャラクターとも言えるある人物が物語を大きく変えて行く。血筋の物語とも言えるかもしれないが、そんなに単純ではないだろう。

 

また戦闘シーンではこれまでよりもずっと空中戦の演出が強化されていて、主人公と一生に空を飛んでいるような感覚を味わえる。

 

ついでに、マスコットのように出て来たキャラクター達にキチンと意味合いをつけたのはなんともいい伏線だった。

 

他の人間キャラクターの魅力もあるが、やはり一番言いたいのは古今東西の物語の基本となる「アレ」をアニメーションでしっかりとやってしまったという事だろう。ここでの演出のうまさは本当に圧巻の一言。

 

直接的にやったわけではないが、事実上の通過儀礼を演出してみせる手腕は素晴らしい。(ヴァルハラで眠れ)

 

こんな演出はきっとディズニーブランドではこの描写は描けないと思います。本当に素晴らしい。

 

また、最後の戦闘シーン……もう盛り上がるだけ盛りあげてくれる。最高のシーンになっている。

 

このヒックとドラゴンシリーズは正義のために代償を支払うことが出来ているシリーズなため、その点がアニメーションでよく挑戦できると本当に思うところだ。

 

総論として、映像の素晴らしさや戦闘シーンの臨場感、飛行シーンでの滑空の出来栄え全てが素晴らしい。ギャグ的な要素も含まれつつ、とんでもない演出もキッチリ見せてくれ、とても大人な出来になっている作品だと感じた。