HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

「バーフバリ 王の帰還」

素晴らしき貴種流離譚

「バーフバリ 王の帰還

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あらすじは蛮族カーラケーヤとの戦争に勝利してマヒシュマティ王国の王に指名されたアマレンドラ・バーフバリは、クンタラ王国の王女デーヴァセーナと恋に落ちる。しかし王位継承争いに敗れた従兄弟バラーラデーヴァは邪悪な策略で彼の王座を奪い、バーフバリだけでなく生まれたばかりの息子の命まで奪おうとする。25年後、自らが伝説の王バーフバリの息子であることを知った若者シヴドゥは、マヘンドラ・バーフバリとして暴君バラーラデーヴァに戦いを挑む。引用元 映画.com


本当にハイクオリティなそれでいて普遍的な物語。まさに神話!!


王とは何かを見せつけるその背中と息子に託されたありとあらゆる思いの数々。


舞台となる架空国家を本当に称えたくなる事間違いなしであり、本当にそこにあるかのごとく思えてきてしまう。


また、前作からの引き継ぎが本当に上手く、川の流れに沿ったストーリーテリングとラストの対比はまさに見事。


話自体は言ってしまえば勧善懲悪の貴種流離譚で、根底からひっくり返すような仕掛けはないが、その分真っ向から挑んだ脚本で、小細工など全くなく、真正面から描き切っている。それでいて伏線の張り方は見事。綺麗に表現されている。


また、インド映画といえば音楽の使い方が特徴的だが、無駄のない物語を前進させるための表現としてやキャラクターの心理描写を軽やかに表現するために違和感なく使用され効果的に作用している。


アクションシーンはあらかじめ、少々リアリティラインからあえて外し、外連味溢れる表現としての効果を狙っている作りになっている。ここが、かなりご都合主義的に見えるかもしれないが、ハッキリと割り切って作っているために変な嫌味はない。


本当に王道を行くお話で、とにかく素晴らしい演出ばかり、それでいて王とは何かを行動で示している。


ただ、あまりにも神話的な話なため、物語の中でのバーフバリが信用できないと一気に王としての彼の立ち振る舞いを信じれなくなってしまう。(私は一箇所、あまりにもここは……というシーンがあった)


それでも、バーフバリの魅力はとてつもないものがあり、インド映画での傑作だと言えるだろう。

 

総論としては皆がバーフバリを称えよ!と連呼するのが分かるだけのスペックのある作品だった。本当に伝説的、神話的作品で、一つの歴史を見せつけられているような気分だった。これぞ、バーフバリの伝説!