HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

命の冒涜 「ジュラシック・パーク」

命を冒涜することなかれ。

ジュラシック・パーク

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あらすじは大富豪ジョン・ハモンドの招待で、古生物学者グラントとサトラー、そして数学者マルコムが南米コスタリカの沖合いに浮かぶ島を訪れた。そこは太古の琥珀に閉じ込められたDNAから遺伝子工学によって蘇った恐竜たちが生息する究極のアミューズメント・パークだったのだ。だがオープンを控えたその“ジュラシック・パーク”に次々とトラブルが襲いかかる。嵐の迫る中、ついに檻から解き放たれた恐竜たちは一斉に人間に牙を剥き始めた。引用元 allcinema ONLINE


テーマの根幹に命を冒涜することなきようにとあるシリーズ第一作目。


とにかく絵のキメ形、恐竜が現れるただそれだけで、物語の推進力を持って行ってしまう。


今見ても、最初に恐竜と邂逅するシーンはとにかく感動的だ。初めて生きた恐竜とのコミュニケーションを取る瞬間なのだから。


一方、この恐竜は意図的に作られた存在であり、命を冒涜されて作られたわけでもある。ここからその冒涜への反逆が始まる。


物語は第一作ということもあってかシンプルな構造。ただそれでもパークを移動させるメンバーの選択は良い。


恐竜好きの弟とベジタリアンの姉という一方は興味津々だが、一方はそうでもない子供をパーティに入れるのは物語的に面白みが増す作りになっている。


それでいて主人公の立場もなかなかに良い。恐竜学者という解説役もでき、なおかつ最も胸踊る役割も担っている。彼が最も見たいものが目の前にいるのだから……


そしてそんな状況で起こるトラブル……

純粋にここからホラーの領域になっていき、肉食恐竜との追いかけっこになって行く。ここは本当に一級のホラーになっていて恐ろしい。


そこが見どころだが、ここでの細やかな道具の使い方やスリルの持って行きかたがやはり上手い。


そして人間チームの命への冒涜の仕返しがまっていて、テーマ的にも良い内容になっている。

 

総論としてはリアルタイムで見ていれば、主人公と同じ感動を味わえるほどに感動させられるだろうと思うほど、よく出来た絵作りで、それでいて、ホラーとしての恐怖も十分にある一作だった。