HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

ネタバレ注意!「カメラを止めるな!」

ネタバレ注意!

カメラを止めるな!

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あらすじが紹介できないほどの内容で、今劇場で人気のこの作品。出来るだけネタバレにならないように解説して見たいが、確実にネタバレに触れる事になると思うので、ネタバレせずに結論を言うと近くのシネマでやっている人は今すぐに見に行った方がいいレベルの作品なので、ぜひ何も聞かず、何も見ずに鑑賞してほしい一本だ。


ここからネタバレ気味に書いていくが、それが嫌ならこんな記事読まずにさっさと見てきてほしい。ではこの作品の印象だがとにかく笑わせられられた。前半のつまらない不可解なシーンの連続が後になってとにかく生きて来る。


ポン!!!やよろしくです〜などのキラーワードで笑わせにくるのは卑怯。


それでいて、内容的にグッとくる伏線の張り方など秀逸だった。


例えば途中で鳴る不可解な音の必然性や酒飲みのおっさんの禁酒方法からの演出が最後にショットの構図を閃く方向に生きてくる。


他にもヘアメイク役のあのキャラクター性が異常にキレがよく、本当によく出来た役者になっていた。役者になると人が変わるのが本当に受けた。


そして、監督の映画への思い。この映画関係者全ての人間が思っているだろうこの熱意が伝わってくるようだ。


とにかく前半戦の不自然な部分が全て、振りになる構成技術は素晴らしいものがある!

 

前半のあるシーンまで映画のテイストの問題から私はこの部分は苦手だが、それを超えてからガラリと印象が変わる。それが素晴らしい。本当に見事な出来栄えをしていると言っていい。

 

その巧みな構造がこの映画のキモであり、ネタバレ注意の部分でもあるのだが、とにかくそこまでは一種普通の作品と別の映画でもある。

 

総論としてはネタバレになるので語れない部分が多いが、このアイデアを思いついた時点で半分勝ったも同然のシナリオになっていた。それに適切な配役が決まり、この映画は制作費300万とは思えないほどのクオリティを叩き出している。


特に最後の俯瞰ショットの作り方には映画愛がとても感じられ、愛おしい一作になった。