HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

ゴジラ帰還「シン・ゴジラ」

日本にゴジラが帰って来た。

シン・ゴジラ

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あらすじはある時、東京湾アクアトンネルで崩落事故が発生。首相官邸で開かれた緊急会議では、地震や海底火山の噴火など事故原因をめぐって議論が紛糾する。そんな中、内閣官房副長官矢口蘭堂は、海底に正体不明の巨大生物が生息し、それが事故の原因ではないかと推測するが……。引用元 映画.com 


その内容は「新」しく、それでいて「神」々しく、まさに「真」ゴジラだった。


最初はハリウッド版のGODZILLAのCGの迫力に負けてしまうのではないかと思ったが、そんな心配は全く必要なかった。


迫力は圧倒的で、是非鑑賞することをオススメする。本当に素晴らしい出来栄えだ。


また、脚本も本当に東京に巨大不明生物が現れたらという事を本気で考え抜かれて作られている。ここを手を抜いて考えているのと真剣に考えているのとでは雲泥の差がある。


その中でも、官僚達の作戦会議のリアリティは見た事はないが、こうなのだろうと本気で思わせる説得力がある。あえての早口な喋り方が余計にそう思わせる。

 

ストーリーに確実に東日本大地震の影響が出ており、人々が望む放射線廃棄物の終焉がきっちりと描かれており、ここも気の利いた作りになっている。

 

何よりゴジラというものがどういうものなのか、きっちり考察された上で作られていて生半可な気持ちで作られていない。ここのロジックがキチンとお話に生きていて見ていて納得させられる内容になっている。


もちろん、お馴染みのあの楽曲達が最高のタイミングでやってくる。よく許可が降りたと思うほどの有名曲ばかりだ。

 

それでいてキャラクター達も際立っていて、官僚の内部構造はこうなんじゃないかと思わられるほど、きっちり描写されている。群像劇としても優秀な描き方でもある。

 

そして話運びは淀みなく、綺麗に運び、見ていて興奮する作りになっている。人が死ぬシーンなどはあえては映さず、想像させるように撮っているのも恐怖心を煽っていてとても良い。

 

総論としては新たなゴジラをしっかりと描き込んだ一作に仕上がっていて、それでいて真のある内容に仕上がっている。一種神々しい神としての怪獣も描き出されていて、見ていてとても愛おしい作品となった。本当に素晴らしい作品だ。