HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

生徒会は最高権力! 「帝一の國」

生徒会は最高権力!

帝一の國

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あらすじは全国屈指のエリートたちが集まる超名門・海帝高校。政財界に強力なコネを持つこの学校で生徒会長を務めた者には、将来の内閣入りが確約されるという。主席入学を果たした1年生の赤場帝一は、総理大臣になって自分の国をつくるという夢を叶えるための第一歩として、生徒会長の座を狙っていた。2年後の生徒会長選挙で優位に立つべく誰よりも早く行動を開始した帝一は、想像を絶する命がけの権力闘争の中へ身を投じていく。引用元 映画.com


漫画などでおなじみの生徒会は最高権力の象徴を馬鹿がつくほど真面目にやった作品。


その高校の生徒会長になれれば総理大臣も夢じゃないという圧倒的な派閥争いの中に主人公が飲み込まれていく話になっている。


というか主人公が本当に権力の犬になっているのが最高。とにかくテンポよく、学校の特殊な生徒会システムや物語設定を説明してくれる。そして何故総理大臣になりたいのかという壮大な野望を持つのかという謎も面白いところになっているポイントだ。


それでいて、時代背景は昭和レトロな雰囲気漂う学校で、時代感たっぷりな男子校をしっかりと再現している。この時代感がよく再現できたと思う。


とにかく選挙が命がけで行われ、誰の派閥に入るのか?どんな工作で票を集めるのか?どうやって蹴落とし蹴落とされないのか?などなどコミカルに政治劇をこなしている。ここのコメディっぽさが本当にいい演技していて、見ていて本当に楽しい。


そして、その奇抜なアイデアは本当に馬鹿馬鹿しいものまであって最高だ。(特にマイムマイムなど最高に阿呆らしい)


基本は誰の下について、選挙に有利に進めるかが鍵となる作品だが、そこはやはり二転三転して、ノリと勢いがとにかく良い。


キャラクターもとにかく意地汚い奴から、高潔な奴、明らかに高飛車な奴、頭脳派な奴と結構な人数出てくるが、分かりやすい演じ分けをしている。それと、とにかくテンポがよく話が運ぶので、見ていて飽きない。


後半ラストは強引にまとめに入っていたが、伏線回収もしっかりとした上で、誰を勝たせるかをキッチリと表現したところは評価したい。その決断に至ったロジカルも素晴らしい。

 

まさに帝一の國を目指す物語に仕上がっていた。

 

総論としては最高の生徒会映画と言ったところで、学校という小規模な社会の中での政治闘争をよくここまでコミカルに描けたと思う。そして何よりテンポの良さがなによりも良かった。見ていて飽きが来ないでいて、最後にはちゃんと締めてくれる。