HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

最高の学校に行っては行けない??? 「ハリーポッターと秘密の部屋」

最高の学校に行っては行けない???

ハリーポッターと秘密の部屋」

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あらすじはホグワーツ魔法魔術学校の2年生の新学期を迎えようとするハリーの前に、屋敷しもべ妖精ドビーが現れ「学校に戻ってはいけない」と忠告するが、ハリーは学校へ。やがて「殺してやる」という正体不明の謎の声が聞こえ、マグルの生徒たちが石になってしまうという事件が起こる。ホグワーツの設立者のひとり、サラザール・スリザリンが作ったと言い伝えられる「秘密の部屋」の存在が事件と関連しているとみたハリーらは、秘密の部屋の謎に迫るが……引用元 映画.com


今作では前作で、最高の学校だった場所が恐怖の空間に変わるというドッキリエンターテイメントが楽しめる作りになっている。


世界観設定は前作のあのまま「選ばれしもの」の暗黒面という楽しさを味わうのが、今作!

本当は自分こそが悪の「選ばれしもの」ではないかと苦悩するのもまた一興。


学校で居場所は無くなっていくが、それによって「居場所を守ってくれる人達」を見つけ出せるというのが大きい。


何より前作よりもパワーアップした魔法の面白さは本当に良いし、美術は本当に出来が良くこんな世界が実際にあると思わせるほどに素晴らしい。特にダンブルドア校長の部屋なんか本当によく出来ている。

 

またきちんと伏線もきっちり張りつつ、撮影しているため、誰とどこで出会うのか?まずなんの授業から始まるのか?ある人物が言おうとしていた呪文はなんだったのか?がちゃんと作り込まれている。

 

それでいて、ユニークさを忘れない。新キャラクターのロックハートのキザさも、物語の緩和材になっている。

 

しかし、物語的に怖がらせなければいけないところはきっちりと怖がらせ、ある声が聞こえるシーンでは照明の微妙な明るさの変化からそれが読み取れる。(そこから校長室の明るさに移動するのは心理的に見事)

 

また、今回も怪物と対峙するが、それも見事に恐ろしく見せている。下手するとチープにも見えかねないものをよくここまで恐怖の対象にできると思う。(昔の映画では巨大なアレは作り物にしか見えないことが多々あった)


また、最終バトルの王道さ(ご都合主義ともいう)はドキドキハラハラを全力でしていて、よく出来ているし、例のあの人に勝つロジックも綺麗だ。

 

そこからきちんとした説明がさらっとされていたところが生きるのは見事だと思う。

 

そこからの物語の終わらせ方も綺麗で、やはり児童小説の実写化の終わり方として上手いなと思わされた。

 

総論としてはこれからのシリーズ化の中でも2作目というのは重要な立ち位置にいる中、それをよく出来た脚本と俳優で作り上げた作品だと思う。