HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

大いなる布石を置いた作品「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」

大いなる布石を置いた作品。

「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」

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あらすじはアメリカからイギリスに戻ってきたニュートは、アメリカ合衆国魔法議会が捕らえた強大な魔法使いグリンデルバルドが逃げ出したことを知る。恩師のダンブルドアから特命を受け、パリに向かったニュートは、仲間の魔法生物たちとともにグリンデンバルドの行方を追う。引用元 映画.com


先に今作の総評を言うと「大風呂敷」を広げたといったところ。


まず序盤で、当然のごとく黒幕は華麗に脱獄してみせる。この一連の流れは映像としてはエンターテイメントとして綺麗だが、流石に前作の苦労が水の泡になるのが早すぎる気もしないでもない。


次に死んだと思っていたあの人が、実は生きていたというのはちょっと御都合主義にも見れるが、正直これは想定の範囲内だったので個人的には問題ない。


だが、あのノーマジックは絶対に出しては駄目。人気キャラクターというか、狂言回しとして使いやすいのは分かるが前作の切ない終わり方が無駄になってしまう。このせいで、相対的に前作の評価も下がってしまう。


ただ、相変わらずというかこのシリーズの名前にある通り、魔法生物の描写はどれも良い。愛らしいマスコットキャラクター達の動きは当然素晴らしいし、巨大な龍のような生物の水中での描写も良い。サーカスのようなところで暴れまわる中国の怪物も悪くない。この辺りは全てCGなのだろうが、本当にクオリティが高い。


また、蛇の呪いにかかった美しい女性が登場するが、まさかこんな伏線が張ってあるとは……(名前だけである程度展開が予測出来るが、こんな風に伏線を張ってあるとは)


そして、ついにダンブルドアが登場するが、いよいよ本格的にハリーポッターシリーズの知識が怒涛のごとく展開される。


ある意味、魅せ方が卑怯と言えるが、シリーズものの強みでもある。真似妖怪ボガードやみぞの鏡、ニコラス・フラメルといったハリーポッターシリーズで出てきた要素を上手く使っている。(みぞの鏡はLGBTの要素と捉えて良いのか?)


さて、物語は黒幕の復活とある血筋の魔法使いの誕生に焦点が当たっていて、善と悪に分かれる形といったところ。


ただ、あるキャラクターがまさかこんなに早く死ぬなんて思っていなかったため、正直驚き。


まあ、今回は布石を置く作業をしている話なので、そこまで面白くはないが、今後に期待といったところ。