HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

良い意味でB級の映画! 「トレマーズ」

良い意味でB級の映画!

トレマーズ

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あらすじはネバダの砂漠地帯にある小さな田舎町に突然出現した未知の生物。地中を自在に移動する巨大な蛇状モンスターと住民の攻防が、白昼の下で展開される。「JAWSジョーズ」のプロットを使った作品は数限りないが、地表を波立たせて襲い来るこのモンスターは文字通り“陸のジョーズ”で、映画の出来も本家に迫るものがある。引用元 allcinema ONLINE


良くも悪くもB級の作品。かなり雑な作りだが、それでも特有の味わいがある。例えば最初を除いての頭脳戦。音を行動原理に動いていることから発生する戦略は見事。


多少、御都合主義に見えても悪くない。それに加えて、敵のビジュアルがかなり気持ち悪いのも加算点だ。こう言った映画にふさわしいルックスをしている。


敵の特徴が分かってから始まる殺戮のゲームは人間側が有利になりすぎない絶妙のバランスで行われ、確かに馬鹿っぽく見えるがかなり面白いバランスで作られている。


特に敵陣営の音に対して動くというのは画期的で、見た目だけでもかなりの面白さを作り出している。こう言った映画ではそれ以上を求めるのは難しいのにルックス以上をやってのけるから単純に嬉しい。


怪物が少々馬鹿に見えるが、戦略で対峙した感じが強くするから悪くない。


敵の強さの指標に独自の手法をいくつも取り込み、観客に納得させてくる感じもなかなか良い。車を地中まで埋めてしまうというのはなかなか迫力があった。


それでいて、敵との戦闘が馬鹿だがカッコよく行われ、見ていてスッとする演出をしている。この人間がギリギリ勝てるライン作りが設定を生かす上で重要になってくる。銃が効くか効かないかというのがこの手の作品には重要なリアリティラインになるが、きっちり効果があるが……というのは見事なバランス。銃は地表面に現れたら意味があるが、地中では当たらないというバランスがなんとも言えないし、触手の部分と本体が分かれているのも意味がある。


最後に終わり方だが、王道的な終わり方故に、評価しにくいが、こういう作品で、下手に難解なバットエンドをもらうより、このくらいお気楽なエンドの方が似合う。結論として悪くない一作だった。

 

今後、シリーズは続いていくが、どこまでが正統続編かわからないという良くあるB級映画のお約束を果たしている本作。ただ、やはり原点はなかなか面白い内容になっている。