HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

実話という強力さ! 「LION/ライオン〜25年目のただいま〜」

実話という強力さ!

「LION/ライオン〜25年目のただいま〜」

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あらすじインドのスラム街。5歳のサルーは、兄と遊んでいる最中に停車していた電車内に潜り込んで眠ってしまい、そのまま遠くの見知らぬ地へと運ばれて迷子になる。やがて彼は、オーストラリアへ養子に出され、その後25年が経過する。ポッカリと人生に穴があいているような感覚を抱いてきた彼は、それを埋めるためにも本当の自分の家を捜そうと決意。わずかな記憶を手掛かりに、Google Earth を駆使して捜索すると……。引用元 シネマトゥデイ

 

実話という最強に卑怯な方法で、涙腺を崩壊させるタイプの映画。(ジャンルとしてはいつも泣かされるから嫌いな分類に入る)


最初のオープニングの俯瞰ショットから丁寧に伏線が張られてあり、丁寧に泣かせにくる。どいうオチになるのかはこれが実話だというから分かっているが、とにかく感動の押し売りが続く。これがダメな人はダメだろうが私には分かっていても耐えきれない内容だった。


特に子役の演技が上手すぎる。孤独感の演出と泣く力すらない弱りきった目といったら・・・あまりの演技の質に驚かされる。子役をうまく使っている映画にハズレは少ない。


そして、インドのいうか第三世界の貧困のリアルがなんともまあキツイ。(この映画の為に、時代劇のようにセットを作ったワケではないだろうし・・・)


他にもダンボールの演出やスプーンの使い方も演出的に上手い!こういう細かい演出が重要になってくる。


また、「母親」「ママ」とのなんとも言えない空気感が素晴らしい。やはり子供には母性が強いのか?(父親は目立たなかったな〜)


また、この作品での最強の存在!

「グーグル・アース」

ただただ凄まじい科学進歩!ある意味恐ろしいが、科学技術の真の意味での活用方法が見事だ。ただそこから兄の話につながっていく時にフィクションであってくれと本気で思ってしまった。


そして、最後のタイトル!!!

『「LION」』

 

これで完璧にオチている作品で、素晴らしいとしか言いようがない。これで感動するなという方が私には難しい。

 

一気に回収される伏線といい、素晴らしい。

思い出の中にある幸せを追い求めるこの感じが何とも言えず、素晴らしく見事だ。

 

こんな不幸な話があってたまるかとも思うが、そこに科学技術が入り込んで見事解決するが、綿密な計算の元成り立っているこの感じはかなり好みで、普通なら諦めるところをなんとか一本の光の道筋に頼る物語だった。