HAL8192のモノリス達

何故、自分がポンコツになったかを嬉しそうに語る。

悪ガキはヒーローになれるのか? 「シャザム」

悪ガキはヒーローになれるのか?

「シャザム」

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あらすじはある日、謎の魔術師からスーパーパワーを与えられた少年ビリーは、「S=ソロモンの知力」「H=ヘラクラスの強さ」「A=アトラスのスタミナ」「Z=ゼウスのパワー」「A=アキレスの勇気」「M=マーキューリーの飛行力」という6つの力をあわせもつヒーロー「シャザム(SHAZAM)」に変身できるようになる。筋骨隆々で稲妻を発することができるが、外見は中年のシャザムに変身したビリーは、悪友のフレディと一緒にスーパーマン顔負けの力をあちこちで試してまわり、稲妻パワーをスマホの充電に使ってみるなど悪ノリ全開で遊んでいた。しかし、そんなビリーの前に、魔法の力を狙う科学者Dr.シヴァナが現れ、フレディがさらわれてしまう。遊んでいる場合ではないと気付いたビリーは、ヒーローらしく戦うことを決意するが…… 引用元 映画.com


まだ子供といっていい年齢の主人公がある時、謎の魔術師から得体の知れない力を授かり、ヒーローになる物語。


ただ、この時にヒーローになる資格というか善良であるものというを示す事が必要になるが、そこは物語の都合というかほとんど偶然ヒーローになってしまう。


ただ、ガチガチのヒーロー譚ではなくあくまで等身大の子供がヒーローになったらというお話で、かなりコメディにもよっている。


また、本作のテーマが「家族」であり、孤児で引き取られた主人公と孤児を沢山引き取って作られた特殊な家で暮らすことになる。(ここでは人種も違うし、育ててくれる両親も元孤児だという設定)


ここでの暮らしが最初は嫌で仕方なく、自分の本当の母親を探して奔走するのが主人公の行動原理で、別に正義の味方というわけではない。


むしろちょっと度がすぎるぐらい悪ガキで、警察をおちょくって自分の母親の手がかりを得ようとするくらいである。


また、ヒーローの姿になると完全に別人というか大人の格好になるため、それを利用したギャグ&悪さもけっこうある。


そして、物語中盤から主人公と「家族」との確執が出来てきて何とも言えないシーンの中で、ラスボスというか本作のヴィランとの対決になるが完全に及び腰。本当に年相応の子供。それが魅力だが、何とも情けなくていい。


ヴィラン側のエピソードも「家族」がテーマにあるが、完全にブラック。主人公と対比されている。(彼は魔術師から、選ばれなかった側の人間)


そんな中での最終戦闘は本当にド派手!

とにかく、ヒーローしてる!!!

ラストはキッチリ決めていてカッコいい!


そして、「家族」というものをなかなかいい落とし所で見せていて、血のつながりではなく別のつながりをきっちりと感じさせる終わり方になっている。


基本、コメディタッチの強い作品だが、テーマも悪くなくきっちり見せていて、それでいて燃えるシーンはとにかくカッコいい!(パロディネタはちょと過剰だったと思うが……)


最後にここまでのことは全て忘れてくれてもいいが、絶対に本作を鑑賞する前にグッズコーナーに立ち寄って本作のグッズは見てはいけない!!!本当に何を考えているのかわからないくらいのネタバレがイメージイラストとして描かれている。絶対にこれはダメ。(あるキャラクター達が描かれていて本当に唖然とした……